排水管詰まりを解消するピーピースルーの種類と使い方
水まわりの活動日誌
当社が業務薬剤として利用するピーピースルーについて
和協産業株式会社が販売しているパイプクリーナーです。ホームセンターなどで見かける一般向けの洗浄剤より洗浄力が高く油汚れや毛髪や石けんかすなどが重なって起きた排水管の詰まりに働きかける可能性があります。台所で水の引きが急に遅くなった時や浴室で足元に水がたまりやすくなった時は排水管の内側に汚れが蓄積していることがあります。市販品を使っても変化が乏しい場合に候補として知られることがあり修理業者へ依頼する前に排水管洗浄を試す方もいます。もともとは業務用として広く扱われてきた製品ですが効果の強さが知られるようになり一般の方にも名前が広まりました。ピーピースルーには以下の3種類があります。用途や扱い方が異なるため名前だけで選ばず購入条件や使用条件まで確認しておくことが大切です。
●ピーピースルーK
●ピーピースルー(温水用)
●ピーピースルーF
上記の3点となります。それぞれ同じシリーズでも購入しやすさや取り扱い時の注意が異なります。排水の流れが悪いからといって強い薬剤を安易に選ぶと配管や周辺環境へ負担がかかることもあるため違いを知って使い分けを考えることが重要です。
もっとも洗浄力が高いのはピーピースルーKです。強い作用で排水管内部の汚れへ働きかけますが医薬用外劇物に指定されているため購入時の手続きが複雑です。業務証明書の提出を求められることが多く一般の方にとっては入手しにくい製品です。強い薬剤は詰まりへ有効に見えても使い方を誤ると手や目への刺激につながるおそれがあり換気や保護具の準備も欠かせません。流れが悪い原因が固形物の詰まりや屋外配管のつまりである時は薬剤だけで改善しないこともあります。
※毒物劇物譲受書を提出する必要があり未成年では購入できません。
ピーピースルー温水用は名前のとおり温水使用を前提にした配管洗浄剤です。洗浄力はピーピースルーKと同等とされておりこちらも医薬用外劇物に指定されています。そのため購入や保管や使用の面で注意が必要になり入手しやすい製品とはいえません。温水を使う前提の薬剤ではありますが高温すぎる湯を急に流すと配管や接続部へ負担がかかることもあるため説明を読み違えないことが大切です。浴室や洗面所の排水で試す時も素材や配管の状態によって向き不向きがあります。
さて一般の方でも購入でき広く知られているのがピーピースルーFです。強力な発泡と発熱作用で排水管内部の汚れへ働きかけますが効果は前の2つより穏やかです。また医薬用外劇物には指定されていないため一般でも入手しやすい特徴があります。自宅の排水管が詰まった時に自力で使うのであれば実際にはピーピースルーFが中心になります。他の家庭向け洗浄剤より反応が強めで汚れの層へ届きやすい反面に説明書どおりの量や手順を守らないと十分な効果が出なかったり排水口まわりを傷めたりすることがあります。購入できる場所はアマゾンなどのインターネットショッピングサイトや業務向けホームセンターなどです。流れが少し悪い段階で使うのかまったく流れない段階で使うのかによって結果も変わるため症状を見極めたうえで選ぶことが大切です。
排水菅詰まりで業務用薬剤を使う理由
家庭用の洗浄剤では変化が見られないほど詰まりが進んだ時に業務用薬剤が検討されます。台所では油汚れが長く付着して内径が狭くなり浴室では毛髪や皮脂汚れが重なって水の通り道をふさいでいきます。洗面所では整髪料やせっけん成分がたまりやすく洗濯機まわりでは糸くずや洗剤かすが影響することがあります。このような蓄積が強い時は家庭用の洗浄剤だけでは十分に届かず改善が乏しい場合があります。業務用薬剤は一般向け製品より強い成分を含むことがあり排水管内のこびりついた汚れへ作用しやすい点が理由の一つです。
業務用の薬剤は一般の家庭用洗浄剤と比べて強力な成分を含んでいるためより効果的に排水管内の詰まりを解消できる場合があります。長期間たまった油脂やぬめりや有機物が原因であれば薬剤の反応でやわらぎ流れが戻ることがあります。また業務用薬剤は厳しい品質管理の下で製造され実績のあるメーカーから供給されているため品質の安定性も期待されています。ただし効果が高いぶん取り扱いの注意も大きくなります。異なる薬剤を混ぜると有害なガスが出る危険があり換気不足や素手での作業は避ける必要があります。配管の材質や古さによっては負担になることもあるため知識がない状態での使用は慎重に考える必要があります。
医薬用品と医薬部外品の違い
薬剤の区分を知っておくと購入条件や使い方の違いを理解しやすくなります。医薬用品と医薬部外品は日本の法律で定義された用語で同じように見える製品でも扱い方や位置づけが異なります。水回りの洗浄剤を選ぶ時も言葉の違いを知っておくと安全面の判断に役立ちます。表示の意味を理解しないまま選ぶと購入時の手続きや保管条件に戸惑うことがあります。
医薬用品は効能や効果が高いため専門的な知識や技術を持った医師や薬剤師などの指導のもとで使用される医療用薬品です。厚生労働省が承認した製品で厳格な品質管理と安全性試験を経て販売されています。医薬品とも呼ばれます。効果の強さだけでなく使用対象や用法が厳密に定められている点に特徴があります。
一方で医薬部外品は効果や効能が比較的軽度で一般消費者が使える薬剤です。たとえば化粧品や歯みがき剤やかぜ薬や消毒液などが挙げられます。医薬部外品も厚生労働省の承認を受けて販売されますが医薬用品に比べると安全性の要件は緩和されています。そのため購入しやすいものが多い反面で表示された使用方法を守ることが前提になります。
医薬用品と医薬部外品の違いは主に使用する対象や用途の違いにあります。医薬用品は医療機関での診療に用いられ医療行為に関わるため安全性がより厳しく規定されています。一方で医薬部外品は自己管理が可能な範囲の商品であり消費者自身が購入して使用できます。ただし購入しやすいから安全対策が不要という意味ではありません。水回りの薬剤でも皮膚への刺激や目への飛散に注意が必要で保管場所を誤ると家庭内事故につながるおそれがあります。
水トラブルが起きた時に水道修理業者との電話相談
急な水漏れや詰まりが起きた時は電話相談の内容でその後の対応が大きく変わります。台所の蛇口から水が止まりにくいのかトイレがあふれそうなのか洗面台の下がぬれているのかで緊急度が違います。状況を落ち着いて伝えられるようにしておくと訪問の必要性や応急処置の案内を受けやすくなります。以下の流れを意識して相談すると要点が伝わりやすくなります。
●連絡先の確認:
事前に水道修理業者の連絡先を確認しておきます。通常は業者のウェブサイトや契約書に連絡先が記載されています。夜間対応の有無や受付時間も見ておくと急な水漏れの時に迷いにくくなります。普段から連絡先を控えておけば慌てた場面でも落ち着いて電話しやすくなります。
●緊急時の連絡先:
もし水トラブルが緊急を要する場合は業者の緊急連絡先へ電話して早めの対応を相談します。たとえば大量の水漏れやパイプ破裂や止水できない噴き出しは建物への被害が広がりやすい症状です。電話前に止水栓や元栓を閉められるなら先に試し床へ広がる水をタオルで受けるなど被害を抑える行動も役立ちます。
●トラブルの説明:
電話ではトラブルの内容をできるだけ具体的に説明します。問題が何であるかいつから発生しているか現在の状況はどうかを伝えることが大切です。たとえば少しずつ漏れているのか勢いよく出ているのか水を流すと音がするのか異臭があるのかを伝えると判断材料になります。写真を撮っておける状態なら訪問時の確認にも役立ちます。
●業者の指示に従う:
業者からの案内に従って必要な処置を行います。内容に応じて止水栓を閉めるよう案内されたり使用を控えるよう伝えられたりします。無理な分解や薬剤の追加投入を続けると状態が悪化することもあるため電話で受けた助言に沿って落ち着いて動くことが大切です。
●修理の予約:
修理が必要な場合は業者と訪問日時を調整します。到着の目安や見積もりの流れや支払い方法も確認しておくと安心しやすくなります。水が使えない範囲が広い時や床下までぬれている時は早めの予約が必要になることがあります。反対に軽い不具合で応急処置後に落ち着いている時は都合に合わせて日程を決めやすくなります。
大切なのはトラブルが起きた時に早めに業者へ連絡して指示に沿って動くことです。水トラブルは放置すると床や壁や収納内部まで被害が広がる場合があります。少しの水漏れに見えても配管の奥で進んでいることがあるため異変に気づいた段階で相談する判断が役立ちます。