水漏れ原因の多様性

東京都水道修理班

地面から水がしみだす現象

地面から水がしみ出す現象は、水道管や排水管の破損や老朽化、あるいは地盤沈下や地震などが原因で起こることがあります。また、雨水の透過や散水栓の故障、配管工事の不備などによっても水が漏れ出すことがあります。このような場合は、水道局や水道業者に依頼して水漏れや配管の状態を調査し原因を特定する必要があります。調査方法は、水道管や排水管にカメラを通したり水圧をかけて漏れを確認したりする方法があります。修理方法は、状況に応じて配管の部分的な修理や交換、リニューアル工事などがあります。水が漏れている場合は、地盤や建物に悪影響を与えることがあるため早めの対処が必要です。また、漏水による水害が起こらないよう近隣住民や関係者にも十分な注意喚起を行うことが大切です。

原因調査費用
地面から水がしみだす現象の原因調査費用は、原因や調査する範囲によって異なります。一般的には、水道業者に依頼する場合、調査内容や調査範囲によっては、数万円から数十万円程度の費用がかかることがあります。ただし、一般的な水漏れの場合は、比較的簡単に原因を特定できることが多いため費用はそこまで高額にならない場合が多いです。また、住宅の火災保険に加入している場合、原因が保険の対象に該当する場合は、保険金で費用をカバーすることができる場合があります。

地面からの漏水を見極める方法
地面からの漏水を見極めるためには以下の方法が役立ちます。
水の染みや水たまりの確認
漏水箇所周辺の地面を観察し水の染みや水たまりがあるかどうかを確認します。特に水道管や排水管の近くや水が集まりやすい場所を重点的にチェックしましょう。
地面の湿度や植物の状態の観察
地面の湿度や周辺の植物の状態も漏水の兆候を示す場合があります。周囲の地面が湿っていたり植物が異常に茂ったり枯れたりしている場合は、水漏れの可能性が高いです。
水道メーターの確認
漏水が疑われる場合は、水道メーターを確認します。水道メーターの針が動いている場合や静かな時間帯でも針が微動する場合は、水漏れが起きている可能性があります。
水漏れ音の聞き分け
静かな時間帯に耳を澄ませて地面からの水漏れ音を聞き分けることも有効で特に地下の配管や排水溝の近くで音を聞いてみて下さい。
水道屋の相談
漏水の特定が難しい場合や修理が必要な場合は、配管業者や水道会社に相談して水道屋の意見を仰ぐことをおすすめします。水道屋は専用の機器や知識を持っており正確な漏水箇所の特定や修理ができます。

重要な点として地面からの漏水は見つけにくい場合もありますので状況によっては水道屋の助けを借りることが重要です。また、漏水がある場合は早急な対処が必要ですので迅速に対応するようにしましょう。

現場の状況

水道・水まわり設備で水トラブルを起こした状態。東京都内でマリン水道サービスが修理解決に努めさせて頂きました。
【不具合箇所】 水道配管
【作業前の様子】 掃除をしていたら晴れているのに地面が濡れているので不思議だった。しばらく見ていたら地面から水が溢れてくるので水道修理を依頼することになった。
現場写真28
お客様からの評価
戸建ての一軒家にお住まいのお客様から電話相談をいただきお話を伺ったところ晴れているにもかかわらず裏庭の地面が一部だけ不自然に濡れておりしばらく様子を見ていたら地面の下から水があふれるような状態になってきたため水道配管がパンクしてしまったのではないかと思い調査に来てほしいとのことでした。雨上がりでもないのに地面の一か所だけが継続して湿っている場合や踏むとぬかるみのように水がにじむ場合には埋設されている給水管や散水配管などの漏水が疑われることがあり屋内の蛇口やトイレに症状が出ていなくても宅地内の見えない場所で水が出続けていることがあるためこうした変化に気付いた段階で確認することが大切です。今回のお客様もただ地面が濡れているだけなら様子を見ていたかもしれないとのことでしたが時間が経つほど地中から水が上がってくるような印象になりこれは普通ではないと感じてご相談くださったそうでこの判断は結果として被害を広げないうえでとても重要でした。現場にお伺いしてまず確認したのは屋内外のどこかで水を使っている状態ではないかという点でしたが宅地内の給水設備をすべて閉栓しているのに水道メーターのパイロットがぐるぐる回っている状態であることが確認できましたのでこの時点で見えないどこかで水が流れ続けている漏水であることがはっきりしました。水道メーターのパイロットはわずかな通水でも反応するためすべての蛇口やトイレや給湯設備を止めた状態で回っている場合には高い確率で漏水を疑うことができますし屋内に症状が出ていなくても屋外の埋設管や壁内配管などで水が逃げている可能性を考える大切な手がかりになります。今回の現場ではお客様からご申告いただいた裏庭の濡れている箇所とパイロットの回転状況が一致していたため地面の下に埋設されている給水配管の不具合が原因であることはほぼ断定できる状態でした。そこで漏水箇所を確認するために問題のある部分の地面を掘削し埋設されている水道管を露出させて状態を調べていくことにしました。埋設配管の漏水は表面から見える水の位置と実際の破損箇所が少しずれていることもありますが今回のように地中から水が上がってくる状態では近い位置に原因があることが多く慎重に掘り進めていくことで配管の傷みを見つけやすくなります。掘削して確認したところ配管の曲がりに使われていたエルボーの付け根あたりから水があふれ出していることを確認することができやはり埋設されていた給水管の接続まわりが原因となって漏水していたことが判明しました。地中の配管は外からの衝撃を直接受ける機会は多くないものの長年にわたる地盤の動きや接続部への負荷や施工後の経年変化などによって継手まわりや曲がり部分に負担が集中しやすいことがありその結果としてある日突然漏水が表面化することがあります。特にエルボーのように方向を変える部材の付近は水圧や配管の力のかかり方によって傷みが出やすい箇所でもあるため漏水調査では注意して見る必要があります。今回の状態では漏れている部分をそのまま残しておくことはできず応急的に表面をふさぐだけでは再発を防げないため問題のある部分のHI管を交換しなければ解決できない状態でした。そのためお客様に現状をご説明し掘り出して確認した割れている部分も見ていただいたうえで修理内容のお見積もりをご案内しました。お客様としても地面の下からこれだけ水が出ている状態を見て早く直してほしいというお気持ちが強くなられており割れている箇所を確認されたあとですぐにでも修理してほしいとのご希望をいただきましたのでそのまま作業に入ることになりました。修理作業では割れている部分のすぐそばだけをつなぐのではなく傷んでいる箇所から少し離れた位置のHI管を切断し状態のよい部分どうしで新しいHI管をつなぎ合わせる方法を取りました。これは割れや傷みのある部分を確実に取り除き接続の安定した状態を作るために必要な方法であり無理のない位置で新しい管へ入れ替えることで再発を防ぎやすくなります。配管の接続が終わったあとはすぐに埋め戻すのではなくしばらく時間を置いて接続部を安定させたうえで通水テストを行い修理した箇所やその周辺から再び水漏れしてこないことを丁寧に確認しました。埋設管の修理ではこの確認がとても重要であり見えない場所に戻してしまう前に確実に止まっていることを確認しておかなければ再度掘削が必要になる可能性もあるため慎重な確認が欠かせません。今回も通水後に水漏れがないことを確認できましたので最後に掘削した部分を埋め戻して作業完了となりました。今回のような水道配管のトラブルは頻繁に起きるものではありませんが地中の配管や継手は普段見えない場所にあるため何らかの原因で傷みが出た時には突然表面化したように感じられることがありますし屋内に症状が出ていなくても水道メーターの動きや地面の湿りなどに異変が現れることがあります。晴れているのに地面が濡れているとか特定の場所だけがぬかるむとか水を使っていないのにパイロットが回るといった変化は埋設給水管の漏水を疑う大切なサインになりますので少しでも水まわりでおかしいと思った時には早めに確認することが被害を大きくしないために重要です。今回の事例でも地面の異変に気付いてご相談いただけたことで原因を特定しやすくなり宅地内の埋設給水管の漏水を無事に修理することができました。見えない場所の水漏れは不安が大きいものですが症状の変化を見逃さず早めにご相談いただくことが解決への近道になります。