正確に判定することで解決が容易になる

東京都水道修理班

シンク下の天板から水が漏れる

キッチンシンクの天板から水がポタポタと垂れてくる水漏れトラブルは見えている場所だけで判断せずどこから水が伝ってきたのかを正確に見極めて対処することが解決につながります。水は高い位置から低い位置へ流れるため実際の原因箇所と水滴が落ちる場所がずれていることも多く天板の裏や蛇口の根元や排水まわりを伝って別の位置から落ちてくる場合もあります。このようなケースでは以下の箇所が原因となっている場合が多くそれぞれ漏れ方や見分け方に違いがあります。
●蛇口からの水漏れ
●シンクの排水栓から水が漏れる
●単水栓とシンクをつなぐパッキンの劣化

上記の3点が大まかな原因となることが多いです。シンクの天板を中心とした水漏れでは蛇口から落ちた水が根元を伝って下へ回り込むこともあれば排水栓まわりからしみ出した水が収納内の上側を伝って天板付近で見つかることもあります。そのため横から水漏れしているのか上から回ってきているのかを判定しにくい場合も少なくありません。乾いた布で一度水分を拭き取ってから少量の水を流しどこが先にぬれるかを見ると原因の見当をつけやすくなります。

蛇口を締めても水が止まらない状態やポタポタまたはツーっと滴る症状がある場合にはパッキンの劣化やパイプの亀裂やフレキシブル管のピンホールなど蛇口部品の傷みが考えられます。吐水口からだけでなく蛇口の根元やハンドル下から水が出ることもあり見える症状と傷みの箇所が一致しないこともあります。このような場合は自分で修理できることもありますが10年以上使っている蛇口では別の部品も同時に劣化していることが多く一部だけ直しても再発しやすい傾向があります。そのため見切りをつけて蛇口本体の交換を考えるか蛇口の状態を確かめるために水道業者に点検してもらった方がよいでしょう。しかも軽い水漏れに見えても内部では水が回り続けていることがあり台所の床まで水浸しになるような水漏れでは早い対処が必要です。戸建てでもマンションでも賃貸でも起こりうる水トラブルであり少しの水漏れだからと油断すると床材のふくらみや収納内部の傷みや下階への影響につながることもあります。システムキッチンと床の隙間から水が漏れてくるような状態や水が広がる大規模な漏れでは応急処置だけで済ませず早めに水道業者へ連絡して調査と修理を受けることが大切です。


水道の修理業者

シンクの天板から水漏れしてくるケース

シンクの天板から水漏れしてくる原因としては以下の可能性が考えられます。見た目では同じように天板から垂れていても原因によって修理方法が変わるため水を流した時だけ漏れるのか普段からにじむのかも確認材料になります。

シーリング材の劣化
シンクの天板と壁面や周辺のシンクボウルを接続する部分にはシーリング材が使われています。時間がたつとシーリング材が硬くなってひび割れたり密着しなくなったりすることがありすき間から入り込んだ水が天板の裏へ回って漏れることがあります。洗い物のしぶきがよく飛ぶ場所や清掃時に水を多く使う場所では気づかないうちに水が入りやすくなります。
シンクのボルト緩み
シンクの天板を支えるためにはシンク下部の固定部材が重要でボルトが緩んでいると天板とシンクの接続がゆるみ水漏れの原因となることがあります。使っているうちにわずかながたつきが出て接合部へ負担がかかり水が入り込む例もあります。天板を押した時にわずかに動く感じがある時は固定状態の確認が必要です。
シンクのヒビや亀裂
シンク本体にヒビや亀裂がある場合も水が漏れることがあります。重い鍋を落とした衝撃や長年の使用による傷みで表面に細かな割れが生じることがありそこから水がしみ出して収納内へ回る場合があります。小さな亀裂は乾いている時に見つけにくいため明るい場所でよく観察することが大切です。

対処策としては以下の方法があります。原因を見誤ると補修しても止まらないことがあるため応急処置の前に漏れ方を確かめておくことが役立ちます。
シーリング材の補修
シーリング材が劣化している場合は新しいシーリング材で補修することで水漏れを抑えられることがあります。ただし古いシーリング材の上へそのまま重ねても密着が弱くなりやすいため傷みが強い時は下地の状態も確認する必要があります。水気や油分が残っていると補修材が付きにくくなる点にも注意が必要です。
ボルトの締め直し
シンク下部のボルトを締め直すことで天板とシンクの接続を安定させることができます。とはいえ強く締めすぎると別の部材へ負担がかかることもあるため状態を見ながら慎重に行う必要があります。ぐらつきが大きい時や腐食が見える時は締め直しだけで改善しない場合もあります。
シンクの交換
シンクのヒビや亀裂が原因である場合はシンクの交換が必要になります。交換では寸法や接続部の位置や周辺設備との取り合いを確認する必要があり専門知識が求められることがあります。そのため自力での判断が難しい時は業者へ依頼した方が状況に合った方法を選びやすくなります。

シンクの耐久性
シンクの耐久性は素材や製造方法によって異なりますが一般的には鋼板やステンレスや人工大理石などが使われており日常使用に耐える強さを備えています。ただし長期間の使用で表面の傷や汚れが蓄積すると見た目だけでなく衛生面にも影響が出ることがあります。細かな傷に汚れが残りやすくなったり水あかやぬめりが落ちにくくなったりするため定期的な清掃と点検が大切です。またシンク本体が丈夫でも排水栓や接続部やシーリング材は先に劣化することがあるため本体だけ見て安心しないことも重要です。日頃から収納内のにおいの変化や底板の湿り気を確認しておくと早い段階で異常に気づきやすくなります。

シンクの水漏れトラブルが特定できない場合
シンクの水漏れトラブルが特定できない場合は以下の手順を試してみることがあります。水の通り道が複雑で原因が一か所とは限らないため順に確認して切り分けていく方法が役立ちます。

視覚的な点検:シンクの周囲や水栓や排水パイプなどを目で点検します。水滴や湿気や異常な湿り気がある箇所を探し漏れの可能性がある部分を特定します。乾いた布で拭いてから少し時間を置きどこが先にぬれるかを見ると水の出どころが分かりやすくなります。
水漏れの音を聞く:静かな環境で耳を傾けて水漏れの音を聞きます。特に排水パイプや給水管の接続部分やバルブ周辺などを注意深く聞き分けます。目で見えにくい裏側の漏れでも小さな滴下音が手がかりになることがあります。
水の供給を止めて確認する:水の供給を止めてからシンクの下へ容器を置き一定時間待ちます。その間に容器へ水がたまるかどうかを確認し漏れの発生を見ます。止水後も水が落ちてくる時は排水経路や残水が伝っている可能性もあり通水時だけの漏れかどうかを切り分けやすくなります。
一時的な修理材料を使用する:漏れの発生箇所が特定できない場合は一時的な修理材料を使って可能な箇所をシーリングしたりパイプへテープを巻いたりする方法があります。これによって一時的に漏れを抑えられる場合もありますが原因の確認前に広く覆ってしまうと本当の漏れ箇所が分かりにくくなることもあります。応急処置はあくまでその場しのぎとして考える必要があります。
水道屋への相談:漏れの特定が難しい場合や自力での修理が困難な場合は水道修理業者や担当者に相談することをおすすめします。水道屋は適切な診断と修理を行い問題解決を支援してくれます。床下や壁内へ水が回っている疑いがある時や何度拭いてもすぐぬれてくる時は早めの相談が目安になります。

水漏れの特定は時に難しいことがありますが上記の手順を試すことで原因や箇所を特定できる可能性があります。ただし水道設備に関する作業は専門的な知識や技術が必要な場合がありますので安全を優先して必要に応じて水道屋へ依頼することが大切です。特に賃貸住宅では設備区分によって連絡先が変わることもあるため管理会社や大家への連絡が必要な場合もあります。

緊急水道修理業者

有料リスティング広告やポストへ投函されているマグネットやチラシなどを使って高額請求へつながる営業を行う水道修理業者もいるため注意が必要です。極端に低い料金だけを強く示して細かな条件を案内しない例では訪問後に追加費用が重なってしまうことがあります。想定していなかった金額で修理手配をして金銭トラブルに遭遇した場合には特定商取引法のクーリングオフで対処できる場合があります。応じてもらえない時はお住まいを管轄する警察や消費者相談センターへ相談する方法があります。ただし個人向けの制度であり事業用途では対象外になる場合があります。契約書や見積書や作業前後の写真を残しておくと後の確認に役立ちます。
予期しない水漏れや詰まりなどで水道修理が必要になった場合には以前に依頼した履歴があり対応内容に納得できているなら同じ水道修理会社を選ぶ方法も考えられます。前歴がない場合は低料金だけで修理手配することを避けて事前見積もりをしてくれる水道業者を選ぶようにしましょう。ただし電話見積もりでは概算になることや見積もりできない場合もありますので現状を的確に伝えることが大切です。たとえばどこがぬれているかいつから始まったか水を流した時だけ漏れるか床まで広がっているかを伝えると判断しやすくなります。現場見積もりの場合には事前見積もりを提示してもらってから作業を開始してもらう流れにして内容を確認してから依頼すると行き違いを防ぎやすくなります。